差し歯の中の虫歯が巻き起こす症状と対処法まとめ
差し歯でも虫歯になる?原因と対処法まとめ

差し歯をした所が痛みだした…もしかして虫歯?
という段階になると、虫歯はかなり進行した状態になってる可能性があります。
そもそも差し歯なのに虫歯になるってどういうことなのでしょうか。差し歯が虫歯になる原因と、ならないための対処法をご紹介します。
差し歯が痛む原因は?
ならどうして痛くなってしまうのかを説明するね。
差し歯とはかなり進行した虫歯の歯を削って、上から被せるもののことをいいます。
歯の根っこは残されたまま差し歯を被せるため、差し歯が痛いということは歯の根っこが虫歯になっていることが考えられます。
差し歯と歯の根っこの間にはすき間ができやすいため、そこに細菌の原因となる食べカスが入りこみ虫歯になることがあります。

差し歯付近の虫歯に早く気付くためにはどうすればいいの?
差し歯をするほどの虫歯の場合、治療の時に歯の神経を取り除いてから差し歯をします。
歯の神経を抜くと歯は通常痛みを感じないはずなので、差し歯をしている歯が痛いと思った時には相当その虫歯は進行してしまっている可能性があります。
虫歯の前兆として、差し歯から異臭がすることがありますが、それは差し歯のすき間に溜まった細菌が発酵したことによって起こるためなので、虫歯のサインかもしれません。

一番確実なのが、3~6カ月に一度歯医者できちんと定期検診を受けることです。
レントゲンを受ければ虫歯の位置や進行具合を確認することが出来ます。
それでもどうしても差し歯とその下の部分は汚れがたまりやすいため、毎日しっかりと正しいブラッシング方法で歯を磨くことが大事です。
歯医者に行った際、一度ブラッシング指導を受けることをおすすめします。
歯科医が薦める部分磨き用の歯ブラシを使うとすき間までキレイに磨ける場合もあります。
いかがでしたか?
差し歯だから虫歯にもうならないと思いがちですが、食べカスや細菌は差し歯のすき間から入りやすいから注意してくださいね。
差し歯が臭う、ズキズキ痛むなどの異変に気づいたら、放置せずに早めに歯医者に行ってください。
遅くなればなるほど、抜歯しなければならない確立が高くなってしまいます。
虫歯が軽いうちに発見することができたら、虫歯の治療をしてから再度新しい差し歯を被せるだけで済み、治療も短期間で終わらせることができますよ。