着色除去とホワイトニングの違いは??
着色除去とホワイトニングは、どちらも歯の色を改善する治療・施術ですが、全くことなります。
着色除去とは、コーヒーや色の濃い食べ物で歯に付着した色素汚れやタバコのヤニを落とし歯本来の色を取り戻す治療のことを言います。
一方でホワイトニングとは、専用の薬剤を用いて歯を漂白し歯の色素を白くすることを言います。
それぞれの特性を理解することで、歯の状態や目的に合わせ適切なケアを選択することができます。

着色除去
着色とは、歯の表面に付着した色素や汚れにより、歯が本来の色よりも濃く(黄色や黒く)見える状態です。着色の原因は、以下のようなものが挙げられます。
- コーヒーや紅茶などのポリフェノール
- カレーやトマトソースなどのカロテノイド
- ブルーベリーやワインなどのアントシアニン
- タバコのヤニ
- 歯磨き粉やマウスウォッシュの成分
着色は、付着初期の段階であれば歯磨きである程度落とすことができます。しかし頑固な着色の場合は、歯科医院で行うクリーニング(着色除去)が必要になります。
歯科医院で着色を除去する方法をPMTC (プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)と言います。
PMTCとは専門家(歯科医師・歯科衛生士)が専用の器具を用いて歯表面の着色(バイオフィル)ムを除去・清掃することをいいます。

ホワイトニング
ホワイトニングとは、過酸化水素や過酸化尿素を用いて歯の黄ばみ色素を分解し歯を白くすることです。
ご自身の歯をもっと白くしたいと考えている方にはホワイトニングがおすすめです
ホワイトニングはこんな方にオススメ!
- 生まれつき歯が黄ばんでいる
- 着色除去を行ったが歯が白くならない
- 加齢によって歯の色が黄ばんできた
- 赤ワインやコーヒーをよく飲む
- 結婚式など大切なイベントを控えている
- セラミックなどの被せ物と天然歯との色の差が気になる
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、大きく分けて以下の2つの方法があります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、光を照射して歯を白くする方法です。照射時間は、1照射約10分です。
オフィスホワイトニングの特徴は、即効性が高く、1回の施術である程度歯を白くすることができることです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製した専用マウスピースにホワイトニング剤を塗布し、自宅でホワイトニングを行う方法です。ホワイトニング剤をマウスピースに塗布し、一定時間(ジェルの濃度により装着時間は異なります)装着。それを2~3週間程度継続します。
ホームホワイトニングは効果が出るまでに時間がかかりますが、自宅で気軽に行うことができ後戻りしにくいのが特徴です。
ホワイトニングと着色除去の違い
ホワイトニング | 着色除去 | |
---|---|---|
目的 | 歯の色を白くすること | 歯に付着した色素や汚れの除去 |
原因 | 加齢、喫煙、飲食物の摂取、薬の服用など | 喫煙、飲食物の摂取など |
効果 | 歯の色を白くする | 歯本来の色に戻す |
方法 | 薬剤で黄ばみ色素を分解 | 機械的歯面清掃で着色を除去 |
費用 | 保険適用外 | 保険適用外 |
オフィスホワイトニング 3,300円/回(税込) ホームホワイトニング 11,000円(税込) |
PMTC 5,500円(税込) |
※最新の治療費については、直接医院へご確認ください。
歯自体の黄ばみか着色かわからない?
ご自身の歯の色の原因が黄ばみか着色かわかないという方は、その旨をお伝えいただきご予約ください。
ご来院時に歯科医師・歯科衛生士が診察で判断し、最適な施術をご提案いたします。


麻布十番歯科・矯正歯科は
痛みに配慮した、
コミュニケーションにあふれる歯医者です。
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