歯科治療の初診料の金額
治療内容は様々でも初診料は決まっている
初診料は厚生労働省が定める診療報酬点数表によって一律で決められています。
歯医者さんに適用されるのは歯科診療報酬点数表に定められた初診料の点数に、10を掛け算して出された数字が初診料として計算されます。

歯の王子
診療報酬点数表というのは、保険診療が適用される医療行為すべてに決められた報酬が載っている表です。
例えば風邪でお医者さんにかかった場合の初診料は、医科診療報酬点数表というのに基づいて計算されています。
美容整形などの自由診療には適用されません。
ちなみに点数は2年に1度改定されるため、久しぶりにお医者さんにかかった場合には診察料が変わっていることもあります。
麗子
歯医者さんの場合には、歯科診療報酬点数表に基づいて、2015年は歯科初診料234点(施設により地域歯科診療支援病院歯科初診料282点となる場合も)ですね。
234点に10を掛けて2340円が初診料ということでしょうか。
234点に10を掛けて2340円が初診料ということでしょうか。
大輔
多くの患者さんは、健康保険に加入していることが多いと思われますから3割負担の702円となり、端数は四捨五入されるため、700円が負担する初診料になりますね。
1回の診察では、初診料の他に必要な処置や治療、投薬などの点数を加算して、初診料を含めた分を支払うことになります。
1回の診察では、初診料の他に必要な処置や治療、投薬などの点数を加算して、初診料を含めた分を支払うことになります。
まずは気軽に受診してみよう

初診の際には、健康保険証は必ず持参しましょう。
大輔先生のお話にあったように3割負担になるには健康保険に加入していることが証明されていなければなりません。
保険証を忘れてしまうと、初診料を含めた治療費すべてが全額の10割負担となる場合もあり、高額になってしまいますので気をつけましょう。
麗子
初診の場合には、問診票の記入をすることもありますので時間には余裕を持って来ていただきたいですね。
大輔
問診票にきちんと記入されていると、初診でもスムーズに治療ができますからね。
初診時は何かと緊張すると思いますが、準備をして早めにいらしてくださいね。
気になることがあれば遠慮せず質問して頂いても結構ですよ。
初診時は何かと緊張すると思いますが、準備をして早めにいらしてくださいね。
気になることがあれば遠慮せず質問して頂いても結構ですよ。
まとめ
いかがでしたか。
歯やお口のトラブルがあると精神的に不安定になるなど体にも良くありませんね。
放っておくと悪化することもあります。
虫歯の恐れや痛みなどがある場合には早めに歯医者さんで治療を行い、心と体に元気を取り戻してみてはいかがでしょうか。
