親知らずの名前の由来は?知らなかったこんな理由!
一般用語になっている親知らずはそもそもどうしてこのように呼ばれているのでしょうか。
奥歯に生えてくる親知らずは、他の歯と比べて遅く生えてくるため親がその存在を忘れてしまうことや親の寿命が関わった切ない意味などが隠れているのです。
いろいろな説がありますがいずれの理由も納得できるものがあります。
さらに海外からの親知らずの名前の由来も含め親知らずの意味をご紹介します。
他の歯より遅く生えてくるため
歯が生え変わる時は親も気にしており、子供も歯が抜けると教えてくれるため成長を追っていくことができますが親知らずはだいぶ遅れて生えてきます。
また親知らずは一番奥に生えてきますので、笑っただけでは見えないことから生えてきても忘れられてしまいがちです。
そんなことから親はその歯の存在を知らないことになりこれが名前の由来だと言われています。
普段では見えない部分に生えてくることから周囲の人も気付きにくいわ。
そんな控えめな歯でも忘れずにしっかりとケアをしてあげたいわ。
親も気づきにくいもので定期的に歯をコントロールしておくと良いでしょう。

親知らずが生えてくる時期には親が亡くなっていた
昔は現代のような医学が発達していなかったことと、栄養バランスがとれた食生活を送っていなかったことで寿命も短いものでした。
そこで親知らずが生えてくる時には親は亡くなってしまっていることから「親知らず」と呼ばれる言い伝えがあります。
日本の女性の寿命は世界一だから、「親知らず」という名前も変更の時期かしら?

イタリアでは「思慮の歯」とも言われる
海外でも「親知らず」の言葉があります。
ちなみにイタリアではdente del giudizio(デンテ デル ジューディツィオ)と呼ばれ、思慮や判断力の歯と呼ばれています。
親知らずは子供が大きくなってから生えてくるものなので、その時期には思慮や判断力が養われているという意味で呼ばれているようです。
独立心のある外国らしい呼び方で前向きね。
まとめ
親知らずの意味は様々な説がありますが、他の歯より遅く生えてくることから周囲から気づかれない意味で呼ばれています。
海外では生えてくる成長時期を基準に名をつけている国もあります。
また親知らずは退化している歯とも言われ、現代では生えてこない人もいます。
様々な意味を知るだけでも歯に関する豆知識が増え、歯のケアも楽しくすることができるでしょう。
