歯を磨いても虫歯になってしまった!原因はなぜ?
歯をしっかり磨いているのに虫歯になってしまう3つの原因
食後の歯磨きは大切だと思い、毎日欠かさずしっかり磨いていても虫歯になってしまうことがあります。
それはどうしてでしょうか。
時間がなくて適当に歯磨きをしてしまう等、間違った歯磨きをしていませんか。
また、歯磨きだけが原因ではなく、歯並びの悪さや、食生活によっても虫歯はできやすくなります。

そこで少しでも原因を改善して虫歯ができないように努力しましょう。
1. 食後に歯を磨いていても間食を頻繁にする
食べ物を摂らない間は酸によって歯が脱灰される時間が短くなるので虫歯になりにくくなります。
また甘いものをたくさん食べると虫歯になりやすいというのは、量よりも頻度が多いと虫歯になりやすくなります。
しかし甘いものはやはり虫歯の強敵です。食べたら歯磨きはしっかりと行い、残ったカスを完全に取り除くことが大切です。
間食をたくさんとって1回のみにする方が虫歯予防になるわ。
けれど歯磨きはしっかりとするのが基本ね。
2.歯の正しい磨き方が不十分
歯を磨いたつもりでも歯の隙間はなかなか完全にきれいにできないものです。
虫歯予防としての正しい歯磨きは、歯磨きの後に歯間ブラシやデンタルフロスを使うと効果的です。
時間もかかり最初は面倒ですが、慣れてくると早くできるものです。朝時間がない人は就寝前に行ってもよいでしょう。
歯磨き粉はフッ素入りのものなら効果的に虫歯予防ができます。

また歯磨きは研磨剤入りですと歯のエナメル質を剥がしてしまうので虫歯になりなすくなるので注意しましょう。
この状態を放っておくと歯垢が蓄積されやがては虫歯になってしまいます。億劫でもデンタルフロスなどの習慣をつけることで完璧な虫歯予防ができます。
3. 生まれつき歯並びが悪い
歯並びが悪いと歯磨きも隅々まで届くことができないので磨き残しが出てしまいます。
特に一番奥にある親知らずは不規則に生えてきますので虫歯になりやすいです。
産後に歯並びが悪くなったなど後から歯並びが悪くなることもあります。
矯正をしたりインプラント治療で歯並びを整えたりすることで歯磨きも楽になり虫歯になりにくくなります。
しっかり歯磨きができているつもりでも、虫歯になってしまうのは歯磨き不合格ということです。
歯磨きは習慣の一つで誰でも行うものですが、やり方を間違ってしまうと歯を磨いた意味がありません。
歯磨きを完璧に行うには“フッ素入りの歯磨き粉を使用し、仕上げにデンタルフロスなどで歯間の掃除をしましょう。
また間食を頻繁に摂らないようにし、口の中を酸性状態にしておくことは避けましょう。
