「マウスピース矯正で出っ歯は治せるの?」
マウスピース矯正で出っ歯を治したいと考えている方にとって、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マウスピース矯正を出っ歯で治すことについて解説していきます。マウスピース矯正で出っ歯を治したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
「マウスピース矯正で出っ歯は治せるの?」
マウスピース矯正で出っ歯を治したいと考えている方にとって、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マウスピース矯正を出っ歯で治すことについて解説していきます。マウスピース矯正で出っ歯を治したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
マウスピース矯正は、出っ歯を改善するのに効果的な治療法のひとつです。
マウスピース矯正で治せる出っ歯の症例は多くあります。しかし、重度の出っ歯の場合や歯並びの乱れの状態によっては、マウスピース矯正が対応できないケースもあり、他の矯正治療方法が必要な場合があります。
マウスピース矯正の適応や治療効果は、個人の歯の状態によって異なり、歯科医師の診断に基づいて決まるので、自己判断はできません。まずは歯科医院での相談をおすすめします。
マウスピース矯正には、奥歯まで矯正可能な全体矯正と、審美性を重視している前側の12本を矯正する部分矯正があります。全体矯正の場合、全ての歯を動かせるので適応できる症例が多く、噛み合わせの治療も同時に行えます。部分矯正では治療が難しい出っ歯でも、全体矯正であれば治療ができることもあります。
マウスピース矯正は、国内外のいくつかのメーカーから開発されています。歯科医院はそれぞれ採用しているメーカーの矯正システムを利用して、マウスピース矯正を進めます。部分矯正と全体矯正ができるメーカーと、部分矯正のみ対応しているメーカーがあり、対応している範囲が異なるので注意しましょう。
上の歯の部分矯正治療はできるの?出っ歯の原因は先天的な遺伝によるものもありますが、生活習慣などによる後天的な原因もあります。生活習慣に原因がある場合は、注意しなければいけません。
生まれつきの骨格が原因で出っ歯になることがあります。
上あごが全体的に出ていることや、下あごが小さい、下あごが引っ込んでいるなどの顔の骨格が原因です。先天的な原因の場合、生活習慣などで予防は難しく、矯正治療が必要です。場合によっては顎を動かす手術が必要なこともあります。
●口周りの癖
(指しゃぶり、爪をかむ、舌で前歯を押す、歯ぎしり)
●やわらかいものばかり食べている
●虫歯によって歯並びが悪くなる
●頬杖をつく
●口呼吸
歯並びが整った後も、出っ歯になりやすい習慣を直さなくては、再度出っ歯になってしまうこともあります。矯正と同時に、悪い生活習慣も直す必要があります。
出っ歯を放置して考えられるリスクは、次のとおりです。
●口元が気になってしまい、コンプレックスに感じる
●発音がしにくい
●咀嚼しにくい
●口が閉じにくいため口腔内が乾燥する
●噛み合わせが悪い
口呼吸すると口腔内が乾燥し、唾液が減ります。唾液が減ると口腔内に細菌が増えてしまい、歯周病や虫歯、口臭が悪化することも。
また出っ歯の方の多くは歯の噛み合わせに問題を抱えています。噛み合わせが悪いと、食べ物をかみ切れず、消化不良を起こし胃の負担になることや、噛み合わせが原因で頭痛や肩こりを引き起こすこともあります。
マウスピース矯正で出っ歯を治すメリットは次のとおりです。
●痛みが少ない
●審美性に優れている
●マウスピースの取り外しができる
順番に説明します。
マウスピース矯正は、常に一定の弱い力をかけて歯を動かします。マウスピースは緻密に計算されて作製されているため、必要以上の強い力がかかることがありません。そのため、ワイヤー矯正よりも痛みが出にくいとされています。マウスピースを交換したときに少し痛みが出ることもありますが1〜2日程度で落ち着きます。
またワイヤー矯正の場合、矯正装置によって歯ぐきや粘膜が擦れて痛みが出ることもあります。マウスピース矯正では長時間つけていても擦れて痛みが出ることは、ほとんどありません。
マウスピース矯正は透明なので目立ちにくいことが特徴です。ワイヤー矯正と異なり、金属をつける必要はありません。マウスピースを装着している状態でも目立ちにくいため、人前に出るときに矯正装置が気になると考えている方におすすめです。
マウスピースは着脱が可能です。食事の際はマウスピースを外すため、いつも通り食べられます。ワイヤー矯正では、ワイヤーが邪魔してしまい、食べにくいこともあります。また、マウスピースを取り外して通常通り歯磨きができるので、口腔内をきれいな状態で保てます。マウスピースも専用の洗浄剤で洗えるので、衛生的です。
目立たないマウスピース矯正マウスピース矯正は、出っ歯を治すのに適した矯正方法といえますが、次のような注意点もあります。
●自己管理が必要
●適応できない症例がある
順番に説明します。
マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要です。装着を忘れてしまうと、計画通りに歯が動かず、予定していた矯正期間よりも長引きます。また、万が一マウスピースを無くしてしまったときは、作り直しが必要です。その際はさらに費用がかさむ可能性もあります。
矯正治療をスムーズに進めるためには、徹底した自己管理が必要です。
マウスピース矯正は重度の出っ歯や重度の歯並びの乱れなど、適応できない症例があります。ワイヤー矯正に比べて、適応できる歯並びが限られており、自分の歯並びがマウスピース矯正の適応範囲以内なのかは、歯科医院での相談をおすすめします。
最後にマウスピース矯正の費用と期間について紹介します。
マウスピース矯正の費用は、一般的な目安として全体矯正が50万円〜100万円、部分矯正が10万〜40万円です。この金額は参考金額であり、それぞれ矯正歯科によって金額が異なります。
マウスピース矯正の費用は歯の状態や治療に必要な期間、使用するマウスピースの数などによっても異なります。
最終的な費用は、歯科医院で相談や診察を受けることで明確になります。歯科医院によっては、分割払いのオプションが用意されているケースもあるので、費用の確認と合わせ支払い方法についても確認するとよいでしょう。
マウスピース矯正を含め、歯列矯正は一般的に自費診療となり、保険適用外です。その一方、生まれつきの咬合異常として認められた疾患や顎変形症による咬合異常など、一部保険適用される症例もあります。
マウスピース矯正の期間は、歯並びの状態によって異なります。軽度の出っ歯の場合は3〜6ヵ月ほどで終えられることもありますが、半年〜2年半ほどかかるケースもあります。それぞれ歯並びの状態によって異なるので、期間も歯科医院でしっかり確認しましょう。
マウスピース矯正で出っ歯を直すことについて紹介しました。マウスピース矯正で出っ歯を治すことはできますが、歯並びの状態によってはマウスピース矯正の適用外となることもあります。
またマウスピース矯正には、奥歯まで移動させることが可能な全体矯正と、前側12本を矯正する部分矯正があります。
自分にマウスピース矯正が向いているのか、向いている場合どの方法がよいのかなど、自己判断は難しいので、まずは矯正を専門としている歯科医院で相談してみましょう。
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