虫歯発生4つの要素について

虫歯の原因は、時間・細菌・歯の質・糖分の4つが複雑に絡み合い虫歯が発生します。4つの要素について詳しく解説します。
- 糖分
- 虫歯菌(細菌)
- 時間
- 歯の質
糖分
虫歯菌の大好物、食べ物に含まれる糖分(特に砂糖)は、この糖分がエサとなり酸を作って、プラーク(歯垢)が作り出されます。
虫歯になりにくい甘味料としてキシリトールが入ったガムを食べる方も多いのではないでしょうか。
虫歯菌(細菌)
お口の中には、300種類もの細菌がいるといわれています。その中の「虫歯菌」と呼ばれる細菌が原因で虫歯が発生します。主な虫歯菌はミュータンス菌です。
時間
虫歯の原因となる糖分が長時間お口の中にあると、虫歯はどんどん進行します。ミュータンス菌の活動を抑制するために、この時間を短縮することが重要となります。ダラダラ食いが良くない理由はここにあります。
歯の質
歯の質は、歯がつくられる時の環境の違い、遺伝、薬などで個人差はあります。乳歯や生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすいので注意が必要です。
まとめ

上記の4つ以外にも唾液の存在が大きいと言われています。唾液が少ないと歯の表面についた汚れを洗い流す力が弱くなり虫歯になりやすくなります。唾液はよく噛んで食事をすることで分泌が促進されます。しっかり噛んでお食事を楽しみましょう。