親知らずの抜歯が怖い!!
親知らずの抜歯について
親知らずと聞くと、痛い、怖いと思い浮かべる方がほとんどです。親知らずを抜くメリットデメリット、また抜かなくても良い親知らずについてお話します!

そもそも親知らずとは?
親知らずは20歳前後にかけて生えてくることがほとんどです。上下左右1番奥に生えてきますが、元々一部ない方や、4本ともない方もいます。
また顎が小さく生えてくるスペースがないと歯ぐきの中に埋まっていて気づかないこともあります。

抜いたほうがいい親知らず・
抜かなくていい親知らず
抜かなくていい親知らずは虫歯になっていなかったり、まっすぐ生えていて上下でしっかり噛めている場合や隣接する歯に悪影響を及ぼしていない親知らずです。抜いた方がいい親知らずは隣接する歯に悪影響を及ぼす親知らずです。

隣接歯に悪影響を及ぼす
親知らずとは・・?
斜めや真横に生えている親知らずは、7番目の歯の奥まで歯ブラシがうまく当たらず、汚れを溜めてしまいます。
すると、7番目が虫歯になったり歯ぐきが腫れて歯周病になり、歯を支える骨を溶かすこともあります。
大切な奥歯を守るためにこのような親知らずは抜歯することをおすすめします。

メリット・デメリット
メリット
- 奥歯まで歯ブラシが届いて磨くことができる
- 虫歯や歯周病になるリスクが減る
デメリット
- 抜歯をする際に痛みや腫れや術後の制限がある
- 顎の神経麻痺のリスクがある
※神経麻痺や知覚異常が起こった場合は大学病院の
ご紹介や投薬で対処します。

抜歯の際の痛みはどんな?
抜歯中はしっかりと局所麻酔を効かせるのでお痛みはありませんが、歯を削る音や振動、また唇を引っ張られる不快感があります。
抜歯後麻酔の効果が効れてからは痛み止めを飲んでしのげる程度ですが、個人差があります。2,3日目をピークに約1週間程度腫れ、痛み、内出血があります。

最後に
親知らずの抜歯は、生え方により痛みの程度や抜歯の難易度に個人差があります。
また、抜歯の際に顎の神経を傷つけるリスクもあるので、まずはCT撮影をして安全に抜歯ができるか診断が必要です。
親知らず抜歯は怖いことだけではなく良いこともあるので正しく診断し、安全に抜歯をしましょう!
