見た目も綺麗なセラミック治療


セラミック治療ときくとどんなイメージをお持ちでしょうか?
高い治療費が必要になるとか、見た目を綺麗にする治療という印象を持っている人は少なくありません。
もちろん見た目を綺麗にするのも主な目的の一つともいえます。

しかしそれだけではないのがセラミック治療です。それによく知って理解するとそこまで高価な治療法ではないことがわかります。
もし見た目だけの治療で関係ないと思っている人や、虫歯の治療を受けるという人には、ぜひ知っておいてほしいのがセラミック治療です。では、セラミック治療がどんなものかを詳しく見ていきましょう。

 

セラミック治療とは?

セラミックの補綴物

セラミック治療とはお皿などに使われる陶材を、歯科治療に使う被せ物や詰め物に応用することです。
なぜセラミックが使われるかというと、歯に近い色や透明感を再現することができるからです。


 

セラミック治療のメリット

白いセラミックの歯

セラミック治療の最大のメリットとしてあげることができるのが、虫歯の再発が銀歯に比べ非常に少ないことです。

どうして?と思われるかもしれませんが、それには理由があるのです。

虫歯の再発は通常、歯と詰め物の境目にプラーク(歯垢)が付着することから始まります。

このプラークが虫歯の原因なのですが、虫歯治療に使う材料は境目が少なく、プラークが付着しないものを使用すると虫歯になる可能性が低くなるといいうことがわかると思います。

一般的に使われる銀歯の金属は、金銀パラジウム合金です。約50%は銀です。銀は光に当たる錆びてしまうほど不安定な金属です。
口の中で銀が溶け出してしまうという危険性もはらんだ金属です。さらに金属アレルギーを起こしやすい人体に有害な金属でもあります。腐食が原因で凹凸が生じ細菌が繁殖してしまうのです。

一方セラミックは、表面が非常に滑らかです。プラークが付着しにくいのです。腐蝕することはなく、虫歯再発のリスクを抑えることができます。
さらに最新の接着剤と非常に相性がいいので歯と一体化することができます。これによって失われた歯を復元するような働きもできるのです。
残った歯のひび割れを防ぎます。セラミックは虫歯治療に非常に優位性のある素材なのです。

 

セラミックの審美性

セラミックの歯

口元の美はきれいには欠かせないものになっています。保険治療での被せ物は、金銀パラジウム合金にプラスチックを張り付けたものです。

しかしそれでは不自然な見た目になってしまいます。半年から数年以内に変色してしまうこともあります。耐久性は2年から5年ほどです。

一方でセラミックならば、半永久的に色は変化せず天然の歯のような色合いを出すことができます。
オールセラミックの耐久性は5年生存率95%という驚異的な実勢を残しています。長期の使用ができるものなのです。

 

これまでセラミック治療が行われなかった背景

セラミック治療は非常に優れた治療法であることがわかると思います。そんないい治療法をなぜ歯医者は教えてくれないのか?と、不思議に思うかもしれません。セラミック治療自体は新しい考えではありません。
しかしなぜ日本においてそこまで浸透していないかというと、やはり保険の壁があるからでしょう。

セラミック治療は審美治療としても使われる背景から保険の適用外の治療法となっています。つまり、治療費が高額になってしまうのです。
高額な治療費がかかることを歯科医としてはなかなか言い出しにくいということも、セラミック治療が今まで浸透していないことの原因のひとつでもあるようです。
どうしても安価で治療ができる銀歯にするような雰囲気になるのですが、セラミックの耐久性や歯の健康について考えるならばセラミック治療は決して高額すぎるものではありません。
初めからかぶせ物の種類が金属しかないと考えないで、セラミック治療も選択肢の一つに追加してみましょう。

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